ポッサム物語

 

わたしが人生で初めて、ひとびとに披露するためにつくった物語の題名を思い出した。

たわいない子どものほら話から始まったのだ、その物語は。突然思い出した。

 

絵、描いている。

毎日描くと、からだもあたまも、とっても調子がいい。

絵に、絵の具で色を重ねていくのって、調子がでるまでは

ひじょうに勇気と気力と体力のいることなのだけど、

絵の具で色を塗る筋力が、今回はいつにもまして、ある。

それは春に、パン屋の巨大な窯をおおう漆喰に、

巨大な絵を描いたからだと、思い当たった。

 

やって、よかった!!

 

と、思い当たってから思わない日はない。

やらせてくれてありがとうございました。

西のほうを向いては、頭を下げている。