男木島へ。
瀬戸内芸術祭に出品する現代美術家・石塚沙矢香さん「うつしみず」の手伝い。
初日は、とてもとても寒い日。神奈川は早朝みぞれが降っていた。
ほぼ徹夜で新幹線に乗り、電車で瀬戸大橋を渡り、高松港からフェリーに乗り、男木島へ。
泊まらせてもらう、おそらく数週間前まで廃墟であっただろう、かつての教員宿舎。
そこにあてがわれた、我々の部屋、風呂場、トイレを、
いっしょに行った高根さんと無言で掃除しまくった後、コタツで仮眠。
部屋には水仙が活けられていた。眠っている間、花の強い匂いがした。
その後、少しだけ「うつしみず」設置を手伝って、
さくら旅館へ行き、沙矢香ちゃん、他のアーティストさんらと共に
島の方々からたくさんの魚のごちそうをふるまっていただく。
タコ、スズキ、ニシガイ、カレイ、タコ、牡蠣、魚貝の味噌汁、タコ。